こんにちは、チェルシーです。
子育てで怖いと言えばRSウイルスに感染すること。
風邪かなにかと思っていたら子どもの病状がどんどん悪化して、すごい焦ってしまったなんて経験一度はあるんじゃないでしょうか。
このRSウイルスですが、他の子どもにもうつっちゃう病気ので保育園に連れて行くタイミングって結構困りますよね。また登園許可証をとる必要はあるんでしょうか。
目次
保育園に登園のタイミング
「RSウイルスが完治してから」は難しい
子どもがRSウイルスに感染してしまった場合、RSウイルス感染症が完全に治ったと小児科の先生から確認をとれてからと考えると思います。
しかしRSウイルスは感染力が高く、完治となると7~21日くらいかかると言われています。
もちろんRSウイルスが完治するまで保育園を休ませて看病できるのであればそれに越したことはないのですが、共働きだったり家庭ごとの事情でなかなかそれは難しいですよね。
ではどうすればいいのでしょうか。
保育園ごとの案内に従う
個人的に一番RSウイルスにかかったあと保育園に登園させるタイミングでおすすめなのが保育園の案内に従うことです。
RSウイルス感染症は1歳までに半数以上、2歳までにほぼすべての子どもが感染すると言われている病気で、また感染力が強いので多くの保育園では通常マニュアルが作られています。
もしマニュアルがない場合でも保育園ではよくある相談のひとつなので、保育士さんに相談して登園のタイミングを判断するのがおすすめです。
どうしても自分で判断したい場合
とは言ってもどうしても自分で判断しないといけない場合などもあるでしょう。その場合は…
・熱がしっかり下がっている
・ゼーゼーと呼吸していないか
・酷い咳をしていない
・食欲は十分にある
・水分がちゃんととれる
状態であることは最低限確認しましょう。また保育園に連れていく際は、必ず担当の保育士さんに子どもの症状をあらかじめ報告しておきましょう。
登園許可証は不要
RSウイルスは感染力の強いウイルスですが、厚生労働省では特に登園許可証を必要とはしていないようです。
RSウイルスの予防方法
RSウイルスのワクチンはあるの?
RSウイルスにはワクチンはありません。症状を緩和するための予防薬は存在しますが、通常は早産であったり、身体が生まれつき弱い子どもなどが対象となるため一般的に子どもに投薬することは少ないです。
一番の予防法は手洗いと消毒
一番有効な予防手段は、手洗いと子どもの扱うおもちゃなどのアルコール消毒です。
また大人の咳が原因で感染することもあるので、風邪の疑いがある場合や、12月~1月くらいまでの流行のシーズンにはなるべくマスクをして子どもに接することがおすすめです。
とは言っても予防は難しい
と、RSウイルスにはワクチンもなければ絶対の予防方法もなく、また保育園にたくさんの子どもがいることを考えれば予防はかなり難しいでしょう。
更に言えば最初にも書いたとおりRSウイルス感染症は2歳までにほぼ100%の子どもがかかる病気なので、繰り返しかかり徐々に免疫をつける病気という認識の方がいいのかもしれないですね。
なので予防よりも子どもがRSウイルス感染症になったときに、ちゃんと対処できるように知識をしっかり持っておくこが大切です。
RSウイルスの対処方法
RSウイルスに特効薬はない
予防方法がないから治療はしっかりと思いきや、RSウイルスについては特効薬もありません。ただし小児科で症状を和らげてくれる薬は処方してもらえます。
基本的に風邪と同じように対処
特効薬はありませんが、風邪と同じように保育園を休ませて、温かくして寝かせて、水分補給をしっかりとさせ、部屋の湿度を50~60%くらいに保って、鼻水の処理をしっかりすれば通常よくなっていきます。
ただし重症化して、呼吸困難におちいるなどのケースもありますので子どもの症状が少しでもおかしいと感じたら必ず小児科の先生に診てもらうようにしましょう。
特に1歳未満の子どもに重症化するケースが多いようなので特に注意して下さいね。
まとめ
RSウイルスに感染した場合の保育園に登園するタイミングいかがだったでしょうか、内容を簡単にまとめると…
・登園のタイミングは保育園の案内や保育士さんに相談
・自分で判断する場合は
-熱がしっかり下がっている
-ゼーゼーと呼吸していないか
-酷い咳をしていない
-食欲は十分にある
-水分がちゃんととれる、がポイント
・保育士さんにはちゃんと状態を報告
・登園許可証は不要
・RSウイルスは予防は難しい
-なので対処方法など準備をしっかり
・RSウイルスの治療は風邪の場合とほぼ一緒
・RSウイルスの症状が悪化した場合は必ず病院へ
と言ったところでしょうか。
子どもの病気というのは自分の病気以上にしんどいものです。またRSウイルスも重症化すると本当に恐ろしい病気です。(1歳未満の死亡率で言えばインフルエンザより多い)
なのでしっかりと知識を身につけて落ち着いて対処できるように準備したいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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